和紙デザイナー佐藤友佳理さんから「呼吸する和紙」モビール

 

アバカのクラッチバッグを購入下さった和紙デザイナー佐藤友佳理さんから、「呼吸する和紙」モビールを頂きました。クラッチバッグの美しさを評価して下さり、フェア・プラスのマリナオ村の人たちとのアバカ・マクラメ編みの伝統を守り、日本の人たちに伝える活動に共感して下さいました。

 


 

佐藤友佳理さんは、愛媛県西予市明間(あかんま)、「観音水」の流れる山あいの集落を拠点とされ、自然に囲まれた静かな環境の中、独自の手法で和紙づくりに取り組んでいる方です。

 

モデルとしてロンドンで活動する中で日本の素晴らしさに気づき、日本に帰国後「作る側」にまわりたいという気持ちが強くなった。生まれ故郷の愛媛県内子町が「五十崎(いかざき)手漉き和紙」の産地だったこともあり、和紙作りに取り組むようになったそうです。

 


 

糸を張り巡らせた木枠を二人がかりで大きな水槽に沈めて、漉きあげる"溜め漉き"というやり方。"浸けて上げる"というシンプルな工程の中、その時々で変わる水温、楮(こうぞ)の状態をみながら、自らのバランス感覚と勘を頼りに、一枚、一枚、漉いていく、そうして生まれたのが「呼吸する和紙」。透け具合が、ふつうの構造と全くちがっていて、風合いが非常に軽やかで、表情豊かになるそうです。

 


 (佐藤友佳理さんのインタビュー記事)

 http://ism.excite.co.jp/art/rid_E1401449359118/

佐藤さんから頂いた「呼吸する和紙モビール」をベランダに飾った時、日々慌ただしく過ごしている時間が緩やかになり、穏やかな気持ちになりました。

アバカ・クラッチバッグを通じた佐藤友佳理さん方、デザイナー、アーティストのご縁を大切に、活動を頑張っていきたいと思います。